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It's a beautiful day

日々を美しく生きる

夏の暑さは生きている証だ。

 夏の暑さは生きている証だ。30度より下を忘れたかのようにうちのデジタル温度計は3の部分すが少し濃くなっている。液晶に焼きついたか。そんな時間も12月には忘れている。忘れることも生きている証だ。僕たちは生きている。

脈が薄いね

脈が薄いね、と彼女は言った。脈が遅いね、だったかもしれない。メガネをかけた女医だった。素敵な週末をまえに、素敵な申告をありがとう。徐脈というまでにはいかない。スポーツをしている人間にはよくある傾向だと、google先生は言う。タイミングが合わず、三年ぶりの健康診断は、そんな言葉で終わった。夏は、まだまだ暑い。夕焼けの見える時間は、徐々に早くなっているけど。

ダイキンは29ドシー推奨

放置していた。毎日書こうと思っていたんだけど、僕の意志は過去形で書かれた挨拶のように形骸的だ。毎日暑い。クーラーを利かせすぎている会社の部屋では、人が毎日、熱射病でなく、クーラー病で倒れていく。また、一通、病院にいきますという勤怠メールが来た。チャーリー。この世の中は、生きていくのは難しすぎるよ。寝るときに最適なクーラーの温度を教えてくれないか。

確率を、確立と書いてしまう午後

 空梅雨ならそれも良いじゃない。と、君は言った。僕が、ダムの心配していることなんて、ただの杞憂と切り捨てた。いつだってそうだ。
 女性にとって自分の感覚とは、理論や理屈よりも優先される。そして、そこそこ当たる。いつも僕は負け惜しみを言う。

 「そんなのは当たって3割だ。すごいバッターだって3割しか打たないんだ。そして、外れる人だって2割なんだ。人の直感なんて、当たるように見えても7割外れている。外れるように見えても2割は当たるんだ」

 負け惜しみは、炭酸水のあわのようだ。主張しているようで、すぐに消えていく。そして、今日も雨は降らない。気温は24度となった。僕たちは、また喧嘩をしている。全部、夏のせいだ。

雨と博打と

忘れしまうのが本望であるはずもない。君も、僕も。

忘れていたのだ、日本人が雨に弱いと言うことを。あの日の親善試合、対フランス戦。成すすべもなく日本代表は失点を重ねて。5−0で敗戦した。サンドニは、雨だった。
コンセプトは相手よりも動くこと、中盤でボールを奪うこと。成し遂げられなかった日本代表は、背の高い選手を日本代表として選ばなかったザッケローニをあざ笑うかのようにクロスからのヘディングで失点していった。

博打だったのだ。なら、負けるときもある。

俺たちのCSアンテナ

 理解不能

 その四文字が脳裏を走る。録画失敗だ、チャーリー。カーネーションの再放送の録画に失敗していた。花子とアンならリベンジ可能だが、再放送の再放送はない。もう俺に、カーネーションの52話は帰ってこない。

 原因は、ウチの上の階の202が空き室だったことにある。大家と管理会社は結託して、人が入居しない原因を外装にあると信じ込み、大規模改修に走ったのだ。マンションのまわりには足場が組まれた。

 そう、そのときにCSのアンテナがずれたんだ、よ。

登場人物はいつだって退屈だ

登場人物はいつだって多い。二人か三人で進められるバラエティーというわけにはいかない
「夏」という季節も一人の登場人物ならなおさらだ。暑苦しい奴だが愛おしい。

雨の季節に、僕たちはいつのまにか夏を待ちわびている。今日の渋谷は曇り。
人が多いこの町では、青いユニフォームがそこらかしこに見え始めてきた。

ワールドカップ、か。