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It's a beautiful day

日々を美しく生きる

台風とプリンと

そんなことを言うなよ。チャーリーぶしつけに言った。南からは台風が来ている。その台風にいらだちを隠せないようだった。冷蔵庫のプリン問題にくってかかる。俺は食べていない。同じセリフを二度言った。大事なことのようだ、というのは直感でわかる。ただし、その姿は無罪を肯定したいよりも、有罪を否定したいように見える。なぁ、俺たちは、台風にプリンが盗まれたんだ。そんな論理が、二人の間に存在していた。

夏の終わりに

秋だ。僕たちは、いつの間にか夏を忘れてしまった。夏休みの友も、読書感想文も。大人になるとそんなもんらしい。チャーリーは、いつも舌を出して話してくる。今日は8月の32日なんだっけ。一年で、32日にある月は無いよ、チャーリー。予定調和のように繰り返される僕たちの会話は、夏の突き抜ける青空にむかっていつも昇華していく。

思考の中の死闘、至当

 夏になると言葉を紡ぎたくなるのは自然の摂理らしい。ハッピーデイ、カムヒア。夏の日にようこそ。青色じゃなくて、みどりのソーダ水も良いじゃないか。今日も、僕はリズミカルにキーボードたたき、オブジェクト指向と死闘する。だいたい、人間のあたまにはついていけないよ。

僕の結露する思いなどは

 今週も素敵に月曜日がやってきた。チャーリー、君より速く走るモノがいたよ。チーターと月曜日だ。時間の早さは、季節のうつろいも早くさせる。すでにルーティンと化していた、朝の窓ふきは、水気がまったくなくなった窓の前に失ってしまった。ルーティンをせずに、どうやって、精神統一すればいいんだ。

満員電車の中で僕らは生きる

 8時ちょうどのあずさには乗らず、8時3分の埼京線に乗る。座るとかいう夢物語などは語らなくていい。私たちは、中世ヨーロッパに生きているわけではない。それでも、夢を語りたいときがある。電車で座りながら、コーヒーを飲み、小説を読みながら、会社に向かうのだ。it's that all マイクがやさしく語り始める。問題ない。あの世はそんな感じだったよ。過去形か。

席替えはいつも初恋のように

 ぽんぽん、肩を叩かれた。ついに来たか。本当に、肩を叩かれるものだと、驚いた。チャーリー、ここが限界のようだ。後はよろしく頼むよ。そう、僕は、春を前にして席替えとなった。右のひとつ隣に。解雇通告ではなかった。そんな甘い会社ではない。いずれにせよ、席替えという響きは、いくつになっても甘い響き。いつでもあのときを思い出す。ワクワクする。さあ、楽しい仕事の時間だよ、マイク。

寒さ

 絶対零度の世界などを体験したくはない。寒さは、全てを無力化とする。今朝の公園をみてみろ。色づいていた落ち葉たちが、白い化粧を強要されいていた。キレイ?そんな馬鹿な、この光景はどう見ても終末だ。寒さというのはそういうことだ、と、改めて感じさせる。なあ、チャーリー。これが世界の終わりなのかい。明日が冬至なんだ。